一ヶ月ほど前にユナイテッドシネマ前橋にて映画「ONE PIECE STAMPEDE(ワンピーススタンピード) 」を観て参りました。(もっと早く投稿する予定でしたが、諸事情があり遅くなりました。)
以前の記事で言っていた群馬県ほとんど関係ない記事を早速書いてみました!
ONE PIECEが好きな方は是非とも読んでいってください!!
ユナイテッドシネマ前橋では月曜日がメンズデーで男性は1,200円で観ることができます!安い!
4DX(映画に合わせて水が出たり、振動するアトラクションのような放映スタイル)という選択肢もあったのですが、流石にオジサン1人にはハードルが高いうえ、単純に映画自体に集中したいということもあり、普通の方を観ました。笑
確か、映画館で最後に観たのがデッドエンドの冒険か呪われた聖剣だったので、ONE PIECEの映画を映画館で観るのは何気に10年ぶりくらい?ですかね。
今回は20周年記念のオールスター映画であり、麦わらの一味はもちろん、好きなキャラがたくさん出るということで、テンション上がりまくりでこれは映画館で観たい!と思い、映画館で観て参りました。
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あらすじ/ストーリー
海賊の、海賊による、海賊のための、世界一の祭典・海賊万博。「祭り屋」と呼ばれる万博の主催者ブエナ・フェスタからの招待状を手にしたルフィたち麦わらの一味。導かれるまま会場に着くと、華やかなパビリオンが所狭しと並び、最悪の世代をはじめとする多くの海賊たちも群がり、大きな盛り上がりを見せていた。万博の目玉は「海賊王(ロジャー)の遺した宝探し」。宝を手に入れ名を上げたい海賊たちによるお宝争奪戦の火ぶたが切られた!しかし、海賊たちが熱狂する万博の裏では、別名「最悪の戦争仕掛け人」フェスタの凶行が張り巡らされ、海賊たちを一網打尽にしようと海軍までもが動き始めていた…。時代の覇権を左右するお宝争奪戦が熱を帯びる中、突如、元ロジャー海賊団「“鬼”の跡目」と呼ばれた男ダグラス・バレットが乱入。ルフィたちの前に恐るべき脅威となって立ちはだかる!
※↓↓↓ここから先は、映画「ONE PIECE STAMPEDE(ワンピーススタンピード) 」のネタバレを含みますのでご注意ください。既に映画を観た方、ネタバレを気にしない方のみご覧ください。↓↓↓
敵・ダグラス・バレットの過去について
今回の敵は、ロジャー海賊団の元クルーで、鬼の跡目・ダグラス・バレット 。
海賊王ゴールド・ロジャーの率いる海賊団のメンバーだったという時点で只者ではないのに、島を丸ごと滅ぼすという恐るべき海軍の攻撃”バスターコール”を受けても生き残ったという猛者であり、その危険なまでの強さゆえに、仲間に裏切られて以来、誰も信用しなくなったうえ、”最強”という称号に取り憑かれてしまった悲劇の男です。
かつてダグラス・バレットは孤児となった後に軍に引き取られ、強い兵士となり、英雄と呼ばれていました。
しかし、バレットのあまりの強さを危険と見なした同士や軍による裏切りにあい、それに怒り狂い暴れ回った結果、たった1人で国自体を滅ぼしました。
その後、海に出たバレットはロジャーを倒そうと戦いを挑むが勝てずに、ロジャーの強さを追求するために、挑戦者として乗船します。(敵→メンバーなので、白ひげ海賊団におけるポートガス・D・エースと似たパターンかな)
そしてゴールド・ロジャー亡き後、目標を失ったダグラス・バレットは怒りに身を任せ
暴れまわった後に、バレットは海軍に捕まります。
海底監獄”インペルダウン”に収容されて長い歳月が経ったある日、黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ”が侵入し、最悪レベルの囚人を引き連れて出て行くという例の事件が発生。
その事件のタイミングでバレットもインペルダウンを脱獄。
あの黒ひげも、バレットの異常な強さを知っていたようで、仲間にすることは無理だと思っていたようで、さらさら連れて行く気は無いようでした。
その後、”最強”に取り憑かれたダグラス・バレットは同じく “熱狂”に取り憑かれた祭り屋”ブエナ・フェスタ”と手を組み、海賊万博で海賊と海軍を呼び寄せ、さらにバスターコールを自ら破ることで最強を証明するという前代未聞な事をやってのけようとします。
バレットの新たな目標は自分が最強であることを証明するためにこの世界の海賊も海軍も全て1人で倒すことでした。
作中ではかつてロジャー海賊団・副船長の冥王シルバーズ・レイリーとタメを張っていたと言われてました。(無能力者でバレットと対等のレイリーもだが、それ以上の強さのロジャーはどれだけ強いんだ…)
悪魔の実の能力者で、ガシャガシャの実というあらゆる物質を合体させるという合体人間。
当然のように覇王色の覇気は所有。しかも覇気での威圧だけで殆どのモブキャラは出番終了。。。お疲れ様でした。笑
ただ敵と言っても正直、そこまで悪い奴感は無かったですね。
(ドフラミンゴ とかの方がよっぽど酷いことしている。。。)
ルフィがブチギレたのは仲間のウソップを傷つけたからです。
ゴールドロジャーの残したお宝とは
海賊万博の目玉、ゴールド・ロジャーの残したお宝はなんと、、、
“ラフテルのエターナルポース”でした。
英語で”LAUGH TALE”と刻まれていました。
このラフテルとは偉大なる航路(グランド・ライン)の最終地点で、海賊王の船員達しか辿り着けなかったという島です。
エターナルポースとは永久指針で、行き先を示す方位磁針のようなものです。
ロジャーの宝が明かされた際には、「本編に影響してしまうような超重要な物が出てきてしまった!」と驚愕すると同時に「絶対これは最後に破壊されるだろうな〜」とは思っていました。笑
想像通り、最後の方でラフテルへのエターナルポースはルフィがぶち壊します。
クルーが勝手に作ったラフテルのエターナルポースを海に投げ捨てたロジャーと、それをぶち壊したルフィ。
やはり、この2人にはどこか似た部分があるようです。
感想
観終わった感想としては、非常に面白かったです!ダグラス・バレットのかつてない強さにゾクゾクするような映画でした。
瞬間最高興奮度という点では、ワンピース歴代No.1の映画だったかなと思います。
信用していた人達に裏切られて以来、己の強さのみを信じざるを得なかったダグラス・バレット。こういう強くて影のあるキャラ大好きです。
そして、本編に登場した様々なキャラがセリフは無いですが後ろの方に出ていたり、細部まで凝っていて、そのあたりに注目しても面白いかもしれませんね。
ただ、ちょっと今回はオールスターということもありキャラが多く、それぞれのキャラの出演シーンを確保するためか物語としては超ハイスピードな展開で、敵の過去を描くシーンなどのこれまでワンピースではしっかりと描かれていた部分が結構あっさりしている印象でした。
来場者特典の壱萬八拾九巻(ばんぱくかん)にダグラス・バレットとブエナ・フェスタの過去の設定が詳しく載っていますので、映画+来場者特典の壱萬八拾九巻で内容的には完成という感じです。
欲を言えば、壱萬八拾九巻に書いてあったバレットに纏わるサイドストーリーも尺を長くするか、思い切って二部作にしてでも描いて欲しかったとは思いました。
そして、戦闘シーンのクライマックスで「ウィーアー」が流れるわ、 映画の最後には、もう映画では観られないと思っていたあの人も出演するわで、昔からのファンを大喜びさせる演出が素晴らしかったです。
“あの人”とは誰かって?
ルフィの兄、ポートガス・D・エースです!
(エンドロールでは「??? 古川登志夫」となっていましたが、古川登志夫さんはエース役の声優。)
(サボが映画出演キャラ・アンにエースの写真を見せて映し出すよう頼み、アンの持つ幻影を映し出す悪魔の実”ビジョビジョの実”の能力で幻影として登場。)
まさかのサプライズに感動しました。
まさに20周年に相応しい良い映画でした。映画館で観て良かったです!