映画「JOKER(ジョーカー)」を観てきた。《ネタバレなし/感想》


【こちらの記事は《映画「JOKER(ジョーカー)」本編の内容に関する具体的なネタバレ》は含んでおりませんので、まだ観てない方もご安心してご覧ください。】

最近、映画に特にハマっております。

なぜかと言いますと、数ヶ月前にプロジェクターを購入したからであります!

大画面で観る映像やちゃんとしたスピーカーとサブウーファーで聴く音の迫力が作品をより印象づけますし、何より観終わった後の満足感や感動は筆舌に尽くし難いものがあります。(これまではパソコンの小さな画面で観てたので満足感が薄かった…)

ホームシアターで観る過去の名作も当然素晴らしいのですが、最新作も観たいので近頃は映画館に足を運ぶようにもなりました。

今回はホアキン・フェニックス主演、トッド・フィリップス監督の話題作、映画「JOKER(ジョーカー)」を観てまいりました。

この作品はバットマンの宿敵であるジョーカーを主役にした映画です!

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映画「JOKER(ジョーカー)」のあらすじ

「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌したのか?

バットマンシリーズの予習は必要か?

これまでのバットマン関連の作品を観ておかないと全く理解できないという部分も無いですので、不可欠ではありませんが、ある程度の情報を入れておくと、さらにこの作品を楽しめると思います!

ただ、予習しないという方も、最低限の知識として、舞台が腐敗した街、ゴッサム・シティであることと、バットマンの正体である”ブルース・ウェイン”と、彼がバットマンとなるきっかけとなる父の”トーマス・ウェイン”の名前だけは覚えておいてください。

予習するなら、この作品

↓クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ三部作「バットマンビギンズ」、「ダークナイト」、「ダークナイトライジング」です。↓

個人的には「バットマンビギンズ」と「ダークナイト」を観ておくことをオススメいたします。(「ダークナイト ライジング」は後でも大丈夫。)

自分もクリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズは観たことがあったのですが、少し記憶が曖昧な部分が有ったため、JOKERを観る少し前に「バットマンビギンズ」と「ダークナイト」を観ておきました。どちらも子供から大人まで楽しめる良い作品です。(ダークナイトは子供が観たら結構怖いかも?)

「バットマンビギンズ」ではバットマンの誕生について、「ダークナイト」ではジョーカーとの戦いを描いた内容になっています。

ヒース・レジャーの名演を語らずにはいられない

ジョーカーというキャラクターを語る上で、絶対に外せないのがヒース・レジャー版ジョーカーです!!

クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ二作目の「ダークナイト」で俳優ヒース・レジャーが演じた悪役・ジョーカーは強烈な印象を映画史に刻みました。

ヒース・レジャーの演じるジョーカーは話し方、立ち振る舞い全てが完成されていて、主役を食うほどの存在感でした。

そして、作品の完成を待たずして、ヒース・レジャーが亡くなったこともまた有名な話で、「ジョーカーに取り憑かれた」などのオカルト的な噂まで出てきたりして、彼の演技をさらに伝説的なものにしました。

2008年のアカデミー賞をはじめ、MTVムービーアワード、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など様々な賞レースで助演男優賞を受賞しました。

さぁ、いよいよホアキン・フェニックス版「JOKER」の感想へ。。。

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映画「JOKER」を観た感想

「JOKER」、衝撃的な作品でした。

この映画を観てから数日間は気分が暗くなり、ボーッとしていました。ここまで心身に影響を及ぼした映画はそうありません。

大袈裟ではなく、非常に精神に来る危険な映画だと感じます。

アメリカで警察や軍が警戒してるわけがよく分かりました。(過去にバットマンシリーズの映画に触発された人の手によって実際に事件が起きたため。この作品を観るときには手荷物検査まで行われているそうです。)

落ち込んでいる人や、悲しい気分の人、ここ最近で不幸な目に遭った人はなるべく観るのは避けた方が良いと本気で思います。

これまで遠い存在だったジョーカーが身近に感じられてしまう内容になっているからです。

ダークナイトで、敵としてのジョーカーを憎く思っていた人の中にも、今回の作品ではジョーカーに共感できてしまう人がいると思います。

それ故に「是非観てください」などと、気軽にオススメはできません。

この映画を観てジョーカーに全く共感できないという方は、恐らく何不自由なく本当に幸せな人生を送ってきた方だと思います。(羨ましい…笑)

観た人がこれまで送ってきた人生を残酷にも白黒つけてしまい、共感できる人と共感できない人ではっきりと分断してしまうのがこの映画の恐ろしい所です。

ホアキン・フェニックスの怪演

この「JOKER」という映画が恐ろしい内容になっているということはわかっていただけたかと思います。

ただ映画としては、素晴らしい作品で、主演のホアキン・フェニックスの演技が凄まじいです。

(知っている方も多いかと思いますが、主演のホアキン・フェニックスはスタンドバイミーなどで知られ、若くして亡くなった伝説の俳優、リバー・フェニックスの弟です。)

コメディアンとしての成功を目指す冴えない心優しい男が徐々に変化していく様子が表情一つ一つに現れていき、ジョーカーと化した後はもはや別人。

ジョーカーとしての立ち振る舞いのかっこよさに見入ってしまいます。

ヒース・レジャーの演じたジョーカーとは、また違ったジョーカー像を新たに生まれました。どちらも最高の演技です。

ストーリーや映像だけでも暗い気分になるのですが、それに拍車をかけるように低音のストリングスで構成された重厚かつ深刻な劇中の音楽が、陰鬱な空気を作り出し、さらに気分をどん底に突き落とします。音楽だけ聴いてても、具合が悪くなりそうです。(褒めてます。)

こんなことを言うと心配されるのですが、善良だった人間が、悪人になってしまうというストーリーが個人的には好きで、個人的に好みの映画でした。(「モンテ・クリスト伯」とかね。。。最高です。)

これから観に行くという方は、それなりの覚悟して観に行ってください。

それでは。。。

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